行政法試験問題集・その44
大東文化大学法学部法律学科「行政法1」2013年度後期追試験問題〔2014年2月10日出題〕
●次の中から1問だけを選び、解答しなさい。
T 行政法において信義誠実の原則は適用されるか。適用されるとすれば、いかなる場合においてか。判例、学説に照らしつつ、論じなさい。
U 行政行為の無効と取消について、判例、学説に照らしつつ、論じなさい。
V 職務質問に付随する所持品検査について、判例、学説に照らしつつ、論じなさい。
参照 警察官職務執行法より
(質問)
第二条 警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる。
2
その場で前項の質問をすることが本人に対して不利であり、又は交通の妨害になると認められる場合においては、質問するため、その者に附近の警察署、派出所又は駐在所に同行することを求めることができる。
3
前二項に規定する者は、刑事訴訟に関する法律の規定によらない限り、身柄を拘束され、又はその意に反して警察署、派出所若しくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない。
4
警察官は、刑事訴訟に関する法律により逮捕されている者については、その身体について凶器を所持しているかどうかを調べることができる。
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