行政法試験問題集・その46

 

大東文化大学法学部「行政法1」2014年度前期試験問題〔2014年7月24日出題〕

 

 

 ●次の中から1問だけを選択し、解答しなさい。

 1.自動車一斉検問について、次の条文を参照し、判例・学説に照らしつつ、論じなさい。

 〔参照条文〕

 警察法第2条第1項  警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。

 警察官職務執行法第2条第1項  警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる。

 2.次の二つの条文を参照し、法規命令について論じなさい。

 〔参照条文〕

  国家公務員法第102条第1項  職員は、政党又は政治的目的のために、寄附金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法を以てするを問わず、これらの行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除く外、人事院規則で定める政治的行為をしてはならない。

 所得税法第27条第1項  事業所得とは、農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業その他の事業で政令で定めるものから生ずる所得(山林所得又は譲渡所得に該当するものを除く。)をいう。

 

戻る