行政法試験問題集・その69

 

国学院大学法学部「行政法1」2018年度夏季休暇課題〔2018年7月20日出題〕

 

●最一小判平成211217日民集63102631頁を読み、次の設問に答えなさい。

 設問1 この判決は、いかなる事案に関するものであるか。事案の概略を100字以上400字以下で記しなさい。

 設問2 この事案については、いかなる争点が存在するか(なお、「本案前の争点」を除外し、「本案の争点」のみを記してください。争点は一つだけではありません)。

 設問3 設問2で解答した争点(「本案の争点」)について、一審判決(東京地判平成20年4月14日民集63102657頁)はいかなる判断を示したか。100字以上400字以下で記しなさい。

 設問4 設問2で解答した争点(「本案の争点」)について、二審判決(東京高判平成21年1月14日民集63102724頁)はいかなる判断を示したか。100字以上400字以下で記しなさい。

 設問5 設問2で解答した争点(「本案の争点」)について、最高裁判所第一小法廷判決はいかなる判断を示したか(論理展開がわかるように整理して記すこと)。100字以上800字以下で記しなさい。

 設問6 最高裁判所第二小法廷判決の妥当性について、800字以上で論じなさい(上限なし)。

 ●字数・枚数:各設問で指示する通りとします(指示のない設問については字数制限はありません)。

 なお、次の点に注意してください。

 @パソコン、ワープロでレポートを作成する際には、A4の用紙を使用してください(その他の用紙では受け取れないことがありえます)。また、1行あたりの字数と1頁あたりの行数を明示してください(1頁について40字×40行または40字×30行が望ましいです)。

 Aパソコン、ワープロを使用しない場合には、必ず原稿用紙を使用してください。レポート用紙、ルーズリーフなどを使用した場合には採点しません。また、万年筆かボールペンで記すこと。鉛筆は御遠慮願います。

 B参考文献を明示してください。なお、六法などの法令集、辞書、判例集などは参考文献にならないので注意してください(それでも明示する学生が少なくありませんが、そのような学生については、指示に従っていないものとして扱い、0点とします)。

 ●提出方法

 @K-SMAPYのレポート提出機能を原則とし、9月21日(金)の1430分を締め切りとします。

 A但し、この機能を使えない場合には、9月21日の講義の際に提出していただきます。教卓の上に置いてください(K-SMAPYのレポート提出機能と併用しても結構です)。

 ●その他の注意

 レポートの提出がない場合には、単位の認定をしません。また、教科書や参考文献、さらにホームページなどの丸写しなどで終わっているものは未提出とみなします。

 なお、法学部フェローへの質問や相談は禁止します。あくまでも自分の力で考え、表現してみましょう。

 

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