税法・財政法試験問題集・その88
大東文化大学法学部・法学特殊講義2B(相続税および贈与税)最終課題〔2019年1月4日出題(DB PORTAL掲載日)〕
●次の設問に答えなさい(いずれも必答)。
〔1〕相続時清算課税制度について説明しなさい。なお、あなたが大東文化大学法学部法律学科の学生A(満21歳)であるとして、(1)〜(3)に示した場合について計算し、相続時清算課税制度を選択するか否かについても述べること。
(1)Aは、2018年4月10日に、2500万円という評価がなされた財産の贈与を父(満61歳)から受けた。これについては相続時清算課税制度の適用を選択した。
また、Aは、同年5月1日に、1500万円という評価がなされた財産の贈与を母(満61歳)から受けた。これについて相続時清算課税制度の適用を選択しなかった。
Aは、2019年2月1日から3月15日までの間に贈与税の申告をしなければならない。申告して納付すべき贈与税額はいくらになるか。
(2)2019年4月以降に父が亡くなり、相続が開始されたとする。この時点での相続人は母、Aおよびその兄弟姉妹Bである。また、この時点での相続財産の価額は5000万円であり、2018年4月10日に父から贈与された財産の評価額は3500万円になっている。遺言はないので全員が法定相続分にしたがって相続する。
(3)2019年4月以降に父が亡くなり、相続が開始されたとする。この時点での相続人は母、Aおよびその兄弟姉妹Bである。また、この時点での相続財産の価額は5000万円であり、2018年4月10日に父から贈与された財産の評価額は1500万円になっている。遺言はないので全員が法定相続分にしたがって相続する。
〔2〕固定資産税および都市計画税の課税要件(課税主体、納税義務者、課税客体、税率など)について説明し、問題点について論じなさい。
●字数等:〔1〕、〔2〕のいずれも2000字以上(上限なし)とします。
▲参考文献・参考サイトを明示すること〔サイトのアドレスも明示すること。ウィキペディアの参照・引用は不可(これらを守らないレポートは0点とし、以前のレポート課題が提出されている場合であっても単位を認定しません)〕。
▲提出日時等:原則としてDB
PORTALのレポート提出機能を使用すること。2019年1月31日(木)の16時までとします。DB
PORTALを利用できない場合には、板橋校舎2号館9階のメールボックスに、2019年1月31日(木)の16時までに入れること(当日は入試に伴う入構制限があるので注意してください)。
〔解説など〕
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